獅子頭伸のフランス情報;パリのつびぶやき。

在仏約40年の経験を生かしてパリを中心とした文化社会情報をお伝えしていきます。k

パリに暮らして40年以上が経ちました。情報誌パリ特派員、日本映画祭のプログラムディレクタ-などをしてきました。恐らくパリに骨を埋めるでしょう。日本映画紹介の仕事は続けています。年齢は還暦過ぎてから忘れています。そんな日本人男が触れる日常や特にカルチャ-シ-ン、またパリから見た日本の事などを書いていきたいと思っています。ヨロシク。

パリ初夏の青空と日本AV動画

 今日、6月10日のパリ市、住んでいるバンブ市は素晴らしい初夏の快晴である。


 近くの市営プ-ル、料金2.50ユ-ロ、に行って一時間日光浴した後、30分ほどノンストップで泳いできた。性感を刺激する見事な肢体をした可愛い少女がいた。
 水泳教室の一員で、その肉感は抜群だった。男ならああいう少女を一度は抱いてみたいと思うのは当然だろうと思った。しかし、当然と思う事と強姦に及ぶというのは全く別の事である。彼女は無心に泳ぎを習っていた。


 帰り道、抜けるような美しい青空を眺めながら、これは東京の青空とは違うと思った。
薄く灰色を塗られている。ヘンリ-ミラ-の世界名作文学「クリ-シ-広場の静かな日々」はニュ-ヨ-クに比べてパリの灰色が独特な色をしている事の描写から始まるが、確かにユトリロもそうだが、パリの灰色は柔らかく美しく独特だと思う。


 この名作に書かれた娼婦とアメリカ男の出会い、それから激しい性交に至るプロセスと、その快楽の果の話は感動的である。映画化された作品も素晴らしかった。
 強姦やただ女のセックスを買うという醜悪さではなく、本能を素直に受け止める男と女の人間の本能とその快楽、そしてそれに伴う空虚感や罪悪感や悲しさ。美しさに満ちた物語である。
 このクリ-シ-広場周辺、かつては結構娼婦が流していたり、カフェに居たりしたものだが、最近はすっかり寂れたしまって娼婦を見かける事はなくなった。

 この他、有名な娼婦通りとしてはポンピド-センタ-からもさほど遠くないサンドニ通りがある。
 ここも一時はいろんな化粧、ファッションをした娼婦が滅茶苦茶いたが、ここも寂れたしまった。売れない婆娼婦がうろついているだけである。ネット売春で荒野化したらしい。


 しかし、凱旋門ののあるシャンゼリゼ界隈には現在も可愛い立ちんぼ娼婦が流している。相場はパリの立ちんぼ売春では一番高値で一回100-150ユ-ロ+車代である。
 エジプト人とかスぺン人、黒人、アラブ人、東欧女性、南米人など多種多彩。
 美人の若いラオス女性に声をかけられて気持ちがぐらついた事などもあった。
 一時は気晴らしというか暇つぶしというか、どんな娼婦がたっているか見学に出かけた事もあったが、最近は出かける億劫さからか、金が惜しいからか、ネットで日本AV動画をよく見てしまう。特にストレスを感じた時など。全て同じパタ-ンでしかないが、完全に飽きて見なくなるという事がないのは性欲が人間の本能であるからなのか。

 フランスにAV動画はない。
 それは日本人が考え出した巧妙な呼称の問題だけであって、ポルノならYahoopornoという大サイトがあり400万人のアクセがあるとTV娯楽番組でいっていた。

 
 日本AV動画のレイプ物は筋や展開といい詩織さんのレイプと驚く程そっくりだと思う。多分準強姦魔の男はAV中毒だったのではと思うけどな。

 
 プ-ルから帰宅途中、あまりにも気持ちがいい天気なので、近所のパン屋が出すエクスプレッソを飲みに行くことにした。おそらく自動販売機を除くとパリで一番安い値段。なんと1ユ-ロ。東京には100円コ-ヒ‐がるから驚かないかもしれないがパリ周辺では考えられない。シャンゼリセ界隈は5ユ-ロ、普通は3ユ-ロ前後。
 大菩提樹の木陰の下に3テ-ブル程度のテラスを出していて、これが白いテ-ブルに竹網の椅子で気分がいい。
 今、この町で気に入っているカフェはここと郊外電車駅前にある中国人の店のテラス、それと徒歩3分で木陰にあって異国情緒があるポルトガル人経営のカフェ。ここも木陰のこじんまりしたテラスがいい。リスボンにいる気分になる。

 
 それにしても素晴らしい初夏の青空の下、AVなんかの事を考えるなんて。あの少女の刺激されたのかな。
 時々、綺麗な女性が通っていくが、それを見ながら「彼女はどういう男とどうやるんだろうか」などと妄想してしまう。
 
 ところで、最近ネットで見た日本人で立派だと思ってのはレイプを勇気をもって告発した詩織さん、それと文科省の前事務次官の前川さん。特にこの人は無言実行、高潔さといい真のサムライの倫理観の持ち主。女好きな僕などは少し爪の垢でも飲んだらいいと思うのだが。やはり親の躾が違う。僕の父親は高等教育を受けた遊び人だった。

 
 後もう一人自由党の女性代議士で国会で質問してた人、今すぐに名前が出てこないが、この人の激しい突っ込み方がいい。同党の山本太郎も時々やりすぎだけど、熱血漢で正直そうで、どっちかというと好きである。
 最悪なのは、青山繁晴、百田なんとか、櫻井よしこなどなどファシスト極右の連中。
安部の投げる腐肉に集るウジ虫としか見えない。
 第二次世界大戦中、永井荷風は軍国主義に背を向けてフランスで売春婦らと粋な女遊びをしていた。決して何かで釣って女を手籠めにしたりはしなかった。娼婦や踊り子に優しかった。サムライとはいえないが、こうした生き方も筋が通っていて美しいと思う。

 
 でもAV見るのは止めたいですね。AVがあるから性犯罪が増えるとは思わないが、見終わった後の後味の悪さ。仏人の某友人はポルノで自慰する事を「若干の罪悪感を伴う孤独な楽しみ」といいましたけどね。
 でも考えるに普通の映画でもそうだけど、主演している俳優、男優も合わせて、それがいいと、やっぱりポルノは時間の無駄と思いつつも鑑賞しちゃうんですよね。
 一度クリックすると掘り出しものを探して航海してしまう。
 
 青空が素晴らしい。女性は素晴らしい。セックスも素晴らしい。人生も素晴らしくなるよう努力しなくてはね。天を仰いでいるだけでは何も落ちてこないぜ。
 
 次は「パリ夏季国際芸術祭が誕生した」ので、その事について書きます。完

長年のパリで仏人を見慣れた感覚から見た日本人政治家の顔

 その人間がどういう人かは、必ず身体に表れている。
 パリなど高級街16区に住む人と庶民の20区では全く同じ身体的特徴をしていない。


 一度社会から転落した人たちの中に交じって働いたことがあるが、これが仏人かよというような怪物や奇形者の風貌、身体だった。
 
 フランスでは言葉の話し方でも段違いがあって、それだけで階級、素性がすぐ分かる。


 その見地からネットで騒がれている日本の政治家、有名人の顔をみてみると-。
 
 菅官房長官は狡猾な悪人顔、目線が絶えず人の隙を狙っている。
 安部首相はぐちゃぐちゃでまとまりがない。
 麻生はスケベなヤクザ、他の閣僚はみんな怯えている小動物の表情。
 日本の腐敗はこうした権力者の身体に表現されている。


 ニュ-スだけ読んでいると、もはや後進国アフリカの独裁国家と変わらない気がする。
 独裁者だったリビアのカダフィの息子が女性をレイプした事件があったが起訴されなかった。カダフィー自身も取材に訪れた仏人の女性フリ-ジャ-ナリストを特別室に誘い込み取材と交換条件でレイプしようとした。いきなり全裸となって襲おうとしたらしい。


 しかし、救われるのはこんな輩の顔ばかりが並んでいるわけでない事だ。絶望しないで済む。例えば、文科省の役人で勇気をもって真実を話した前川氏。
 穏やかな中にも強さを感じさせるとてもいい顔をしている。
 出会い系の店に通っていたという読売の同氏を人格的に貶めようとする記事に対して、あの百田とかなんとかいう駄文作家が「前川は女の子をお持ち帰りしていたんですよ。信用できませんよ。」とネットで発言していたが、糞汚職坊主のような顔だ。鏡で自分がどんなに醜悪か改めて認識した方がいい。


 前川氏を見ていると真の意味でのサムライだと思う。
 今、夜間中学の先生をして生計の足しにいるという事を知って、サムライの美しい魂を見せられた思いがする。感激。
 サムライを気取る石原慎太郎など、あんな偽善で高潔さとは全く無縁の男がサムライを自称するのは自己宣伝。30歳だか年下の銀座のバ-の女を妊娠させて認知を拒否して女を生まれ故郷に閉じ込めた男などに真のサムライの高潔な魂など微塵もない。友情を歌うのも全て演技だ。
 メディアを巧みに利用して有名となり権力に接近した男。
 文芸誌に発表された海をテ-マにした小説を読んだがひどい。
 深みと人間観察がシビア‐な西欧の現代小説に比べると幼稚すぎる。文章も粗雑だ。それと安っぽいロマンチシズム。
 石原の友人という幻冬舎の見城徹という編集者もネットtvで見たが唇が肉感的でスケベ顔の典型。スキャンダルな話題と美人で人を釣って金を儲けたいだけの男だと思った。見せかけで人を操る男。


 女でいえば国際政治学者といいながらアメリカの事情しか知らない三輪なんとかという女性。気持ちが悪い。東大卒が鼻につき、べたつく顔といやらしいくねくねとした雰囲気をしている。


 それに桜井よし子。エジプトの毒蛇コブラというか、平安貴族女性の髪形をグロテスクに変形させたというか、そういう異様なヘア-スタイルでイメ-ジとしての大和撫子の慇懃無礼な話し方。それをみているとを話の内容のデマ情報と合わせて背筋が寒くなる。
 最近ネットで東京知事の小池氏を批判した記事を読んだが、選挙戦で中国紅衛兵が使った兵法を参考にしているとのデマのイメ-ジ操作だった。信用したら火傷する。


 レイプを告発した詩織さんはかなり美人だけど、人を信じやすい正直な性格が顔に表れていて好感が持てる。こういう顔の人は嘘をつけない。


 それにしても今、最も一番いい顔をしているのは前川氏だと思う。高潔さ潔さが表れている。フランス人が見ても立派な日本男児の顔というだろう。
 出会いバ-の女の子が名乗り出てきて、前川さんは人生の恩人、手を握ったこともなかったと証言した。
 真実の姿は美しく人を感動させる。素晴らしい芸術と同じだ。


 不幸せな女の子を幸せにしたサムライの前川氏と、希望に輝く20歳も年下の女性に対して薬で意識を奪い強姦して、自分の快楽の為に幸せに生きていた女性を奈落の苦しみに突き落としながら、なおかつ白を切る切り続ける腐りきった犯罪者の元TBSの山口なにがし。


 肩書や学歴に騙されてはいけない。
 半裸で自分のベッドに入って来たなどと、よくそんな幼稚で白々しい嘘がつけるものだ。だいたいコンド-ㇺなしの性交という事だけで合意でない事は明白だ。


 最近、日本に帰った人から日本人の顔が暗く悪くなったという話を聞く事がある。
 おそらく権力者の腐敗とその分け前にたかる金蠅銀蠅の醜悪さが感染してしまっているのかもしれない。


 ネットで見ると殺人と詐欺と性犯罪がすごく多い。
 まさに倫理喪失のなんでもあり。平気で嘘を通す。野盗、強姦が横行した平安の末法の社会を思わせる。
 フランスの若い大統領マクロンは現在の日本の政治権力者たちに比べると凛々しく清潔な顔をしている。


 こうした日本の権力者が最も似ているのは汚職が蔓延る仏語圏諸国の貧乏な独裁国家の権力者たちの醜悪な顔である。完

パリから見た詩織レイプ事件

 最近イタリア現代ダンス3作品を連続で上演した特集を北郊外の劇場T2Gで見た。
どれも水準以上の出来だった。中でも女性ダンサ-Francesca Penniniのソロは出色だった。
 題名「10のミニバレッチ」とあるように10のミニバレ-を45分で構成した内容で、一つ一つが凝縮し纏められていて、しかも全体の流れとしても見事に完成したダンス作品となっていた。
 彼女のダンスを見ていて考えさせられた事は、最近は日本の勅使河原三郎にしても山海塾にしても、更に言えば麿赤児でさえ、esthetique「視覚上の美学」に拘泥しすぎてダンス作品が小さく纏まってしまっていて時代遅れになってしまっているなという事であった。
 Francesca Penniniは1984年生れで体操選手出身だそうだが、一時代前の「視覚上の美学」などにはこだわらない、自らの肉体の始原的な存在感を理屈抜で踊っていた。感動でしばらく席を立たなかった。



 イタリアの現代ダンスの事などないも知らなかったが、他の2作品もとても面白いもので、これから世界の現代ダンスの震源地はイタリアになるのではないか、そう思うほど活力と独創性があった。大杉栄のいった「美は乱調にあり」なる言葉を思い出す。



 美しいものに感動すると、醜悪であさましい人間の欲望を露骨に見せられる汚い事件には怒りを覚え反吐が出る。
 詩織さんという若い女性が20歳も年上の男に仕事を餌にレイプされた事件など卑劣の極み。畜生類にも劣る。


 おかしな事だが、あの山口とかいう男をネット上のTV番組で見かけた時、どういう人間かもしらなかったが、その風采から「これはスケベで、かなり悪い奴だな」という印象を抱いた。だからレイプ事件の加害者だと知った時、なにか予想があったたようでびっくりした。人間の品性は体に表れる。詩織さんという人を見ていると、要するに上昇志向は強いが人を信じ易いナイ-ブな性格の様だ。


 どう考えても山口が狙っていてレイプした事は余程の間抜けでない限り分かる。
 ワシントン支局での仕事という餌を蒔きおびき寄せたのである。最低だ。もう初老だぜ。おそらく薬も使っただろう。腕力も男の魅力まないから。


 20歳も下でジャ-ナリスト志望の若い女の意識を失わせ勝手に性交するなんて地獄話だ。
 一人身なのでネットで日本のAV動画を時々見て楽しむが、この話しを聞いていると、まったくレイプものAVと同じ筋書きなのに驚く。山口はAV中毒だったのかの知れない。
 コンド-ㇺを着用していなかった事だけでも合意でなかったのは明白だ。今の時代、合意ならコンド-ㇺ着用を女は頼む。
 法律は犯していないというのは罪になる証拠はないといっているのである。犬畜生にも劣る人非人である。証拠がなければ犯しても人殺しも許されるのか。野盗である。


 この女性の勇気ある告発を陰謀とかハニトラとか5時の時は2回目の性交中だったとか、傷つけ潰そうとする腐敗して金蠅がたかっているような輩がいるのだから、連中は同類だ。自分もチャンスがあり法に触れない方法があれば同じことをしたいと思っているのだう。話は飛ぶがイスラム国が女を性欲のはけ口としかみないのは、実はイスラムに縛られて西欧のように恋愛で自由に性欲を満たせないからである。この連中はイスラム国の女性感と同根だ
 今の日本の退廃は思った以上に深そう。
 反日以前にこの連中が日本を食い荒らすだろう。



 フランスでもレイプ事件は多い。そして加害者には親類、友人が多いといわれる。


 しかしワシントン支局長だった男が、恐らく薬で若い女性を犯すなど前代未聞だ。


 それと、こういう事件が起こった時の社会の反応が全く違う。


 サラリ-マン記者でなく本当のジャ-ナリスト魂を持った人が多くいるからである。
 
 一時は大統領候補だった社会党の権力者DSKも若いジャ-ナリスト志望の美女を強姦しようとした。この事件は告発されたが権力でうやもやにしようとした。
 しかし結局はNYのホテルの黒人ル-ㇺメイドを強姦して逮捕された。フランス社会からは抹殺されている。山口も成功体験があるのだと思う。手口の手際からいっても。それで甘く見た。相手の女性も軽く考えたの違いない。


 その内、フランスでも報じられる時が来る。フランスでの日本の評判は下落する一途だ。完