8月のパリ。
殺人狂独裁者プ-チンチンによるウクライナ民主主義国家の破壊と国民皆殺しの侵略戦争は夏に入っても続いている。
毎晩22h-24hのLICニュ-ス番組は必ず戦況ルポをやるので欠かさず見ているが既に民間人死者だけでも5千人超えるとか。
最近は最後まで徹底抗戦をしていたウクライナ兵士が捕虜交換で自由になることを条件にロシア軍に降伏し刑務所に入っていたが、捕虜交換で自由解放どころか、その内53人が拷問を受け虐殺された事実が暴露されつつある。
しかし、TV局LICでの 討論ではロシアが石油を止めれば大不況になるからロシアに対する制裁は解除すべきだというだけでなく、ウクライナはロシアの一部だったのだから早く和平の妥協をすべきだというインテリさえいたので驚いた。
当初ウクライナ大統領ゼランスキ‐を民主主義防衛のヒ-ロ-と諸手を挙げてフランス全メディアが絶賛したころとはト-ンが違ってきているのだ。
一方、目下フランス国民の頭はバカンスで一杯だ。全て問題は後回し後回し。
フランス人はバカンスに行けない事を人生最大の不幸と考える。
ところがバカンスに行けない低所得層も大勢いる。
だからフランスには貧乏な家族、特に子供に対して海や山へのバカンスを無料で提供する福祉サ-ビスが幾つもある。
8月のパリは有名な美術館や大劇場は軒並み閉まり、映画館は旧名作再上映が大多数となる。街を歩いても英語を筆頭にイタリア、スペイ、アラブ、それに中国人が多く日本人は目立たない。バブル時代とは完全な様変わりだ。
またアビニヨン際演劇r祭、アルル国際写真展など主なイベントは地方で行われ、パリの場所よってはパン屋やタバコ屋などでさえ閉まってしまう。
昨年に続いて今夏もバカンスに行けそうもない。
澄んだ綺麗なブル-の瞳につい魅了されしまった10歳年下の新しい彼女はカネがないのでバカンスに出ないというし、ウクライナ国民の悲惨を考えたら地中海などの浜辺で日焼けして過ごす気分にもならない。
しかし最大の理由は次々と大きな出費が続いた為である。
白内障手術後の眼鏡の値段が約7万5千円、
電気代の値上げで一年分超過料金が約6万8千3百円、
歯手術の見積もりが約19万4千5百円。脚も弱っている。
老いるとは体が次々と破損,そ度毎に修理費が必要なことだと痛感させられる。
1、セ-ㇴ川岸の海辺。セーヌ河岸に海の砂を運び込みビ-チに。プ-ル、レストラン、ダンスや音楽の余興もあり海辺のバカンスが味わえ好評。8月一杯まで。
続いては10,大地をテ-マにした前衛美術展「Reclamer、la terre(大地の要求).9月5日迄、前衛ア-トで人気のpalais de tokyoで。
この他でもsunsideなどの有名ジャズクラブは夏でも無休だから何時でもジャズを聴きにいける。
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