パリに暮らして40年以上が経ちました。情報誌パリ特派員、日本映画祭のプログラムディレクタ-などをしてきました。恐らくパリに骨を埋めるでしょう。日本映画紹介の仕事は続けています。年齢は還暦過ぎてから忘れています。そんな日本人男が触れる日常や特にカルチャ-シ-ン、またパリから見た日本の事などを書いていきたいと思っています。ヨロシク。
生きる。
パリに日本映画のきちんとしたイベントを作ろうと動き始めていた。 既にパリにはキノタヨウという奇怪な名の日本映画祭がある。これは15年前に僕がブザンソン市の観光部長と組んで実現に漕ぎつけたものだ。代表には地方議会にコネがあるという事で、62歳位だった老人モトロを引っ張ってきた。これが失敗だった。... 続きをみる