獅子頭伸のフランス潜行情報

在仏約40年の経験を生かしてパリを中心とした文化社会情報をお伝えしていきます。k

パリに暮らして40年以上が経ちました。情報誌パリ特派員、日本映画祭のプログラムディレクタ-などをしてきました。恐らくパリに骨を埋めるでしょう。日本映画紹介の仕事は続けています。年齢は還暦過ぎてから忘れています。そんな日本人男が触れる日常や特にカルチャ-シ-ン、またパリから見た日本の事などを書いていきたいと思っています。ヨロシク。

パリのイツシュの線香


漢字変換が不可なのでカタカナで書いたがイツシュの線香とは良寛の漢詩に出てくる言葉。遊郭に客があがると、床にたてる約束の時間であったという。


最近、かつては多種多彩の街娼が軒並みに立ちんぼしてる有名な娼婦街を歩いてみたら、その落ちぶれた殺伐とした空気に驚かされた。
時代は完璧に変わってしまった。今、パリの娼婦たちはアイホンでアポをとるらしい。


ここを通り抜けたら美女二人と出会った。一人はロシアから着いたばかりだという。真っ赤なキャリ-を引きずって歩いていた。彼女の瞳がすごかった。大きくてロシアの凍てつく真っ青で深い森の湖の様だった。懸命に地図をみてエッフェル塔への生き方を教えてといった。派手なファッションがシックなパリとは少しずれていたが、オリジナリティ‐は満点。ただ何となく田舎っぽい。でもロシア人ってシックな人は少ない、と思う。メイルアド交換。年齢聞かず。


最寄り駅シャトレ近く、とても素敵な女子を見たので写真撮影。
どうりで話を聞くとミュ-ジカルの舞台いダンサ-だって。最近の舞台は三銃士。これってtvでも評判なっていた。すごいね、やっぱりね、魅力が発散しているよ、というと少し照れ笑いしてmerci。
世の中にはこんな子を抱いてる男もいると思うと、やはり人間は不平等だ。22歳。




もう一人イタリアの可愛いお茶目娘を紹介。
カルチェ財団の美術館のスタッフの一員。性格の優しい子だった。
何でパリなんかで生活してるの。イタリアは太陽一杯、陽気もいいし食べものも美味しいし。パリは憂鬱だし意地悪人間も多いのに。ううん、でもパリの方がいい。粋だしカルチェ-は多様だし。それにイタリアにはバチカンもあるでしょ。
そんなものかな。確かに人情が熱すぎたり家族主義だと人間関係が鬱陶しいということもあるかもな。その点、確かにパリはク-ルだ。それが他国人には冷たいと思われるのかもしれないが。





メトロホ-ㇺの階段前でさえない小太りの中年男が箒で作った手製らしい弦楽器で不快で哀れな音を弾いていた。一日の終わり。


安倍政権はパリから見ているとアフリカ独裁政権と瓜二つ。
身内が国の蜜に群れ腐敗汚職がドロドロべたべた。心ある先進国の政治家は軽蔑しているに違いない。早く滅びけて欲しい。消えかけの線香の如く。