獅子頭伸のフランス情報;パリのつびぶやき。

在仏約40年の経験を生かしてパリを中心とした文化社会情報をお伝えしていきます。k

パリに暮らして40年以上が経ちました。情報誌パリ特派員、日本映画祭のプログラムディレクタ-などをしてきました。恐らくパリに骨を埋めるでしょう。日本映画紹介の仕事は続けています。年齢は還暦過ぎてから忘れています。そんな日本人男が触れる日常や特にカルチャ-シ-ン、またパリから見た日本の事などを書いていきたいと思っています。ヨロシク。

清潔なる環境大臣の性欲暴走とオナニズム。

 悪事のツケは払わされる。食い逃げは出来ない。天はそう采配してると思う。過去様々な人間の運命を見て来た経験知でもある。
 目下フランスでは現環境相の過去のレイプ事件が創刊されたばかりの新週刊誌hebdoによって暴露されスキャンダルになっている。
 この告訴が出されたのは、なんでも約10年まえの事で、証拠不十分で不起訴となっている。この環境相は二コラ ユロという名前。環境問題運動の代名詞のごとき大物だ。
 ぼちゃん刈りでネクタイ背広姿も稀、いかにも清廉潔白、正直者というイメ-ジがあり、国民の間でも1,2を争う人気がある。
 それだけに「まさか、あの人が-」という衝撃を与えた。


 これに対して、不起訴で終わったレイプ事件なのに、今更暴かれたのは政治闘争が背景、告訴した女性も20歳になったばかりというだけで匿名なのは全く信用できない暴露記事。こんなことがまかり通るのは許せない。
 とマクロン政権側の連中は一斉に激怒の大批判。しかし、その3日後頃に被害者として告訴した女性はミッテラン大統領の孫娘だという記事が他紙に掲載され、更なる意外性に市民は再度ショック。


 信じられない話だが彼女は当時40歳超だった同氏のスタッフの一人として働いていて肉体関係を強要されたらしい。


 既に過去の事件であり、ミッテラン家族側も好奇の話題になる事を避けたい意向で性犯罪になる可能性は零に近いが、クリ-ンで売って来たマクロン政権の打撃となっているのは間違いない。
 こういう人物でも下半身をコントロ-ル出来ないのか、という感慨が一般市民の受け止めり方だろう。
 清廉潔白の外面から汚物が流れ出てしまった。


 個人的に考えて見ても、老いてなお性欲があるので、難しい対応を強いられている。


 独身なので還暦前後はmeeticなる出会いサイトの登録して何人かの女性と肉体関係を持ったが、性欲を満たしていたが、どれも短期間しか続かなかった。


 3人位の女性と同時に肉体関係があると、喜びはなく「一体、俺は何をやっているのか
」と自己嫌悪が起こり気が萎える事も経験した。
 不倫の相手が同時複数になればなるほど苦しみと自己嫌悪は増す。保証できる。
  もうこうしたサイトに登録するのは止めている。


 周囲には若い美人女性も数人いるが、年齢の差と体力を考えると、とても誘う努力をする気にはならない。
 もし万が一やれても、若い子を満足させることは不可能だと肉体が知っている。


 となると老人にとって性欲解消の道は限られる。
 娼婦を買うかオナニ‐しかない。


 シャンゼリゼ界隈にいけば若い美人街娼をが見つかるが、値段が高い。一回だけで2-3万円はとられる。かといって壊れた土瓶のごとき格安娼婦では、その気にならない。
 大きなチャイナタウンがあるベルビルは現在メトロ周辺に大勢の中国人街娼がうろついているいて、驚く事に3千円程度で寝るが、殆どはブスで病気が恐ろしい。


 残りはオナニズムしかない。その手助けにポルノやav動画を見るが、どんどん飽きてつまらなくなる。
 av俳優たちは本当のセックスの楽しさ、喜びを喪失してしまっている。喜びの実感が伝わってこないから興奮もない。
 若く美人女性も。彼らに性交の感激はない。仕事になってしまっている。
 あそこだけ見せればいいと思い込んでいる。


 美しいい女と肉体関係を求める欲望は本能だから否定は出来ない。制御が可能だけだ。


 また女性は権力に弱く引かれてしまう。これも生物学上の真実だと思う。


 今の解決策はオナニズムを自然快楽の一つとして認知受入れ、害のないインタ-バルで性欲が消滅する時までは楽しむしかない。そう思っているのだが。


 環境相のユロ氏も我慢して自宅で秘かに彼女を想像しながら自慰すれば問題を起こすことはなかったのにな。


 慰安婦の懸案も含めて性欲を扱う問題は難しい。


 明治維新後には国家公認の淫売制度で400件ほどの官許の貸座敷があり、3-5千人の20前後の娘が飼われていた。
 そして平均一人の娼妓が年間430-40人の男をとらされていた、という。
 凄まじい。